こんにちは、かたさんちのたかです。
近年、取得が推奨され始めた男性の育休取得。
さらに、育児休業とは別で産後パパ休業という制度もできましたよね。
でも、実際のところ「育休と産後パパ休業の違いがよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、産後パパ育休と育休の違いと取得までの流れについて、実際に取得した経験も踏まえてまとめていきます!
給付金の支給時期や、取得までの流れもあわせて紹介!
・これから育休を取りたいと考えている
・将来子供ができたら育休を取りたいけれどどうすればいいんだろう
・産後パパ育休と育休の違いって何?
そんな思いを抱える方の参考になれば幸いです!
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産後パパ育休・育休の制度について
まずは、簡単に育休と産後パパ育休それぞれの制度の内容をまとめていきます。
育休(育児休業)とは
育休は、子どもが1歳になるまでの期間で休業が取得できる制度です。
男女ともに分割で2回まで取得可能で、保育所に入れないなどの事情がある場合に限り、最長で2歳まで延長ができます。
なお、女性の場合は産休期間である産後8週間が終了後から育休スタートとなりますが、男性の場合は産休はないので、子どもの出産予定日から育休がスタートします。
令和4年4月に「雇用された期間が1年以上ある」という条件が廃止になったため、現在は1年未満であっても原則として育休を取得することができるようになりました。
転職を考えている場合でも、育休を取得しやすくなるのはありがたいですね!
ただし、以下の条件に当てはまる場合は取得ができないので注意が必要です。
(※厚生労働量:育児・介護休業等に関する規則の規定例より参照)
産後パパ育休とは
産後パパ育休とは、子どもの産後8週間以内に4週間(28日)を限度として、1歳までの育児休業とは別に休業を取得できる制度です。
令和4年10月1日の育児・介護休業法の改正で、これまでよりも柔軟で取得しやすい休業として設けられました。
産後パパ育休も、分割で2回まで取得することができます。
なお、育休と同じく、以下の条件に当てはまる場合は取得ができません。
(厚生労働量:育児・介護休業等に関する規則の規定例より参照)
産後パパ育休について動画で詳しく見てみる▼
育休と産後パパ育休の違い
育休と産後パパ育休はどこが違うのか、以下のまとめた表で確認してみましょう。
育休 | 産後パパ育休 | |
---|---|---|
取得可能日数 | 子どもが1歳になるまで (事情がある場合は最長2歳まで) | 出生後8週間以内に4週間(28日)まで |
分割取得 | 2回まで分割可能 | 2回まで分割可能 |
申出期限 | 原則休業開始の1か月前まで | 原則休業開始の2週間前まで |
支給額 | 育休開始日から6カ月間:賃金月額の67% 6カ月後から育休終了日まで:賃金月額の50% | 休業開始時賃金月額の67% |
社会保険料 | 免除 | 免除 |
休業中の就労について | 就労することは原則想定されていない。 ただし、企業と従業員との間で合意した上で、一時的・臨時的なら勤務が可能 | 企業と従業員との間で合意した範囲内で勤務が可能。 ただし、休業中の勤務は所定労働日・所定労働時間の半分まで |
上記の通り、大きな違いは取得可能日数と申出期限になります。
育休の方が取得日の1ヶ月前と余裕を持って申し出る必要があるので、伝え遅れがないよう注意が必要です。
とはいえ、基本的な制度の内容は育休も産後パパ育休もほぼ同じですね。
なお、休業中の就労条件も産後パパ育休と育休中とでは少し異なるので、休業中に就労を考えている場合は、よく確認した上で会社と相談してみてください。
産後パパ育休・育休の給付金の取得条件は?いつもらえる?
産後パパ育休・育休の休業を取得ができたとして、次に気になるのが給付金のこと。
ここでは各給付金の取得条件といつもらえたか、実際の体験をもとに紹介していきます。
産後パパ育休:出生時育児休業給付金
産後パパ育休でもらうことができる給付金は「出生児育児休業給付金」と呼ばれ、以下の条件を満たした場合に取得ができます。
(厚生労働量:Q&A~育児休業給付~より参照)
なお、出生時育児休業給付金の支給金額は、以下のとおりです。
出生児育児休業給付金の支給額
休業開始時賃金月額の67%
給付金は社会保険料が免除されるので、通常時のように大きく引かれる金額はありません!
出生時育児休業給付金はいつもらえた?
僕は11月末に1週間の産後パパ育休を取得し、給付金の振込は2月頭でした。
そのため、給付までは約2ヶ月ちょっとという結果になりました。
育休:育児休業給付金
育休中にもらうことができる給付金は「育児休業給付金」と呼ばれ、以下の条件を満たした場合に取得ができます。
(厚生労働量:Q&A~育児休業給付~より参照)
基本的な条件は、産後パパ育休も育休もほぼ同じような条件になりますね。
なお、育児休業給付金の支給金額は、以下のとおりです。
育児休業給付金の支給額
育休開始日から6カ月間:賃金月額の67%
6カ月後から育休終了日まで:賃金月額の50%
(※賃金月額…育児休業開始時まで直近6カ月の賃金の平均月額)
育児休業給付金も社会保険料が免除されます!
育児休業給付金はいつもらえた?
僕は4月の半ばから育休に入り、初回の育児休業給付金の振込は6月半ばだったので、約2ヶ月で給付されました。
その後は、2ヶ月に1度、2ヶ月分の給付金が振り込まれています。
ちなみに、女性の産休中にもらえる給付金の実際の振込タイミングも以下記事でまとめているので、夫婦で産休育休を考えている人は参考にしてみてくださいね。
【体験談】産後パパ育休・育休を取得するまでの流れ
僕は実際に産後パパ育休と、半年間の育休を取得しました。
取得時の僕の勤務状況は以下の通りです。
- 雇用形態:正社員(勤続年数5年)
- 勤め先:総合病院
- 就労時間:シフト制、夜勤あり
育休を取得するにあたって、実際にいつ・どのように会社に伝えたか、ざっくりですがまとめていきます。
- 妊娠安定期妊娠報告
安定期に入った頃に、会社に子どもができたことを報告しました。
この報告時に、「出産予定日ごろに1週間程度の休みをもらいたい」ということもあらかじめ伝えておきました。
- 出産予定日2週間前産後パパ育休の申請
申出期限である2週間前までに、産後パパ育休取得に必要な書類を会社にもらい提出をしました。
出産がずれ込む可能性もあるので、前後した場合は融通を利かせてもらえるようにお願いしていました。
- 産後1週間産後パパ育休へ
産後パパ育休は予定通り、1週間ほど取得をしました。
たか結果的に我が子は予定日の翌日に産まれたので、休業日の変更をお願いすることなくすみました。
- 産後1週間後仕事復帰
産後パパ育休が終了したので、一度仕事に復帰しました。
- 育休取得希望の2ヶ月前半年間の育休を取得したい旨を会社に伝える
自分が勤めている会社では、男性で育休を取得した人が自分の他に1人しかいませんでしたが、それでも前例があったので比較的伝えやすかったです。
- 育休取得希望の1ヶ月前育休申請
育休を取得するために必要な書類を会社にもらい、提出をしました。
- 育休取得希望日育休開始!
以上が僕が産後パパ育休・育休を取得するまでの流れでした。
基本的には、育休取得の意思を早めはやめに会社に伝えることを意識しました!
社内にすでに育休取得経験がある方がいる場合は、その人に「自分も取得をしたいがどうすればいいか」を相談してみるのもおすすめです。
会社の雰囲気や状況によっては、伝えにくいと躊躇する方も多いと思いますが、育休は生まれたての赤ちゃんと過ごせる貴重な制度なので、前例がなかった場合でも、ぜひ会社に相談してみてくださいね。
ちなみに、派遣社員で働いているわたしの産休育休を取得するまでの流れも以下でまとめているので、有期雇用で働いているという方はあわせてチェックしてみてください。
終わりに
以上、男性の育休取得についてのご紹介でした。
取得率が上がってきたとはいえ、まだまだ数字は少なく、さらに長期で取得している方も少ないのが現状…
育休を実際にとってみて、育児を夫婦で助け合いながらできるのはもちろんですが、日々成長をしてくれる0歳の子どもとのかけがえのない時間を過ごすことができました。
僕の経験が少しでも、これからのパパさんたちの参考になれば幸いです!
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