こんにちは、かたさんちのまやです。
「テンプスタッフって産休育休取れるの?」
「派遣社員の産休育休取得までの流れを知りたい」
「産休育休が取得できる派遣会社で働きたい!」
そんな疑問をかかえるあなた向けに、本記事ではテンプスタッフでの産休育休の取得条件と実際に取得するまでの流れをご紹介します!
わたし自身、産休育休取得を前提として派遣へ転職し、無事取得することができたので、取得を規模空いている人はぜひ参考にしてみてください。
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テンプスタッフの産休育休中にもらえる手当と取得条件
産休・育休の取得できる期間はそれぞれ以下の通りです。
産休(産前産後休業) | 育休(育児休業) | |
---|---|---|
取得対象者 | 妊娠をした全ての女性 | 原則として1歳に満たない子どもを養育する男女労働者 |
期間 | 産前42日間、産後56日間 | 子どもが1歳になるまでの期間 (最長で2年まで延長可) |
以前は育休の取得条件に
「テンプスタッフの派遣社員として1年以上勤務している」
という条件がありましたが、令和4年4月にこの条件は廃止に!
そのため、現在は1年未満であっても原則として育休の取得が可能になりました。
取得しやすい条件に変更されたのは助かりますね!
産休育休を取得し、休業期間中に条件を満たすことで受給できる手当は以下の3つがあります。
①出産育児一時金
出産育児一時金は、出産にかかる費用の補填として産まれる子ども1人につき「50万円」が健康保険から支給されます。
もともと42万円でしたが、2023年4月1日以降から50万円に引き上げされました!双子なら100万円です!
この出産育児一時金の受け取り方法は下記の2通りがあります。
直接支払制度
事前に分娩する産院に申請をし、産院側が健康保険に出産育児一時金の申請を行う方法です。
この場合、一時金は申請をした産院に振り込まれるため、自己負担は一時金の42万を引いた差額になります。
慣れない育児期間中の面倒な手続きを任せられるのはありがたいですね!
なお、分娩費用が出産育児一時金の支給額以下の場合は、別途精算および請求をすることで差額分を受け取ることができるので、最終の分娩費用はしっかり確認しておきましょう。
自分で健康保険に申請を行う
産院経由ではなく、自身で直接健康保険に出産育児一時金を申請する方法です。
この場合、退院時に分娩費用の全額を産院に支払い、後日領収書や明細書等の必要書類を添えて、健康保険の窓口へ支給申請することで受け取ることができます。
なお、申請は出産した日の翌日から2年以内が期限となり、それ以降は給付を受けることができないのでご注意ください!
②出産手当金
出産手当金は、産休期間中の賃金の給付を受けられない時の生活保障として支給される給付金です。
対象となる期間は、産前6週間(42日間)と産後8週間(56日間)の計98日間になります。
出産日が予定日を超過した場合は、超過した日数分も追加で受け取ることができます。
(例)予定日の3日後に出産した場合
産前42日+超過3日+産後56日=計101日分で支給
いくつか条件がありますが、要は社会保険に加入して、産休前日まで契約されていればほぼ取得可能です。
ただし注意点として、出産手当金がもらえるのは自分で派遣会社の社会保険に加入している人のみになります。
旦那さんの健康保険の扶養になっている人や、国民健康保険に加入している人は、残念ながら対象外に…
支給額は以下のような計算式で算出されますが、おおよそ産休前の給与の3分の2程度になります。
支給額=直近1年間の標準報酬月額の平均額➗30×3分の2×支給日数
現在の月給を入力するだけで、簡単に計算をしてくれるサイトもあるので、自分がどれくらいもらえるかは参考までに確認してみてくださいね。
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あなたの産休・育休の期間と金額を自動計算します。
③育児休業給付金
育児休業給付金は、1歳未満の子を養育するために育休を取得し、以下の条件を満たした場合に支給される給付金になります。
育児休業給付金の支給額は以下のとおりです。
育休開始日から6カ月間:賃金月額の67%
6カ月後から育休終了日まで:賃金月額の50%
※賃金月額…育児休業開始時まで直近6カ月の賃金の平均月額
育休取得の条件を満たした人には、育児休業開始の1ヶ月半〜2ヶ月ごろに申請書類が添付スタッフから送付されます。
届いた書類に必要事項を記入し、提出することで受給ができますよ。
\ その他の福利厚生の詳細はこちら /
テンプスタッフの派遣社員で産休・育休を取得するまでの流れ
妊娠発覚した際のわたしの契約状況は、以下の通りでした。
・テンプでの派遣勤務歴:1年1ヶ月
・派遣先:大手企業の子会社
・勤務時間:平日5日間(9:00〜17:30)
・契約更新:3ヶ月ごと
この条件のもと、産休・育休を取得するまでの流れは以下の通りです。
- 妊娠2ヶ月目妊娠発覚
(この時点で派遣歴1年1ヶ月でした)
- 妊娠3ヶ月目テンプスタッフの営業担当、派遣先へ妊娠報告
わたしは妊娠3ヶ月目ごろに、まず派遣元であるテンプスタッフの営業さんに連絡をし、下記の要件を伝えました。
・妊娠が発覚したこと、予定日
・派遣先へはどのように伝えるのか(自分から?派遣元の営業さんから?)
・産休育休を取得したいなお、この時点で産休育休の取得ができるかは、断言してもらえませんでした。
また派遣先への報告は、基本的にはテンプスタッフの営業さんから伝えることになっているとのことです。
まやわたしは営業さんに伝えてもらった後、改めて自分からも派遣先の方に直接お伝えしました。
- 妊娠4ヶ月目定期面談で産休、育休手当の取得条件と自分が適応されるかの確認
妊娠報告後のテンプスタッフの営業さんとの定期面談で、改めて取得の条件等を確認しました。
この時点で、社会保険の加入期間等に関しては問題ありませんでしたが、
「出産予定日の42日前がテンプスタッフの在籍期間中である=派遣先との契約が42日前まである、という条件がまだ確定してはいない」
との返事をいただきました。
わたしは3ヶ月更新の契約だったため、取得するためには派遣先にあと2回契約更新をしてもらう必要がありました。
まや派遣先との契約が出産予定日の42日前より早く切れてしまうと取得はできなくなってしまうとのこと…
※「妊娠を理由とする解雇・契約解除」は法律的に禁止されていますが、「契約満了で更新をしない」というのは法的には問題がなく、派遣ではあり得ることになります。
- 妊娠5ヶ月目派遣先に産休・育休取得可能期間までの契約確定をいただく
営業さんからも派遣先に、
「私が産休育休の取得を望んでいて、そのためにはいつまでの契約をしてほしい」
と話をしてくださったそうです。
まやここで初めて産休育休の確約がいただけたのでとても安心しました!
- 妊娠5ヶ月目テンプスタッフに産休取得に関する申請書類等を提出
産休を取るための申請書類と一緒に、妊娠したことが確認できる書類のコピー(予定日等が記載されている病院からもらう書類、または母子手帳など)を提出しました。
まや申請書類は定期面談の時に直接受け取りました。提出期限などは派遣元の営業さんにしっかりと確認してくださいね。
- 妊娠8ヶ月目テンプスタッフから出産手当金の申請書類が届く
これらの申請書類は、出産1〜2ヶ月前ごろに送られてきます。
まや書類の書き方等も、丁寧な説明が一緒に同封されているのでわかりやすかったです。
- 妊娠9ヶ月目引継ぎをしつつ出勤最終日まで業務
- 予定日42日前無事産休へ
「最終出勤日は派遣先と相談して決めてよい」
とのことだったので、わたしは実際には最終出勤を1週間ほど早めて、最後の週は有給を使わせてもらいました。
- 出産後出産後に出産日と子どもの名前をテンプスタッフに通知
出産後2週間を目安に、WEBから「出産日」と「子どもの名前」を連絡すると、後日育児休業に関する案内と提出書類が送付されます。
- 産休後
(産後8週間)育休開始育休は、産後に届く育児休業に関する書類を提出することで取得ができます。
まや申請方法は、送付される書類に丁寧な説明が添付されています。不明点がある場合は、専用の問い合わせ先もあるのでご安心ください。
以上がわたしが産休・育休を取得するまでの実際の経緯になります。
産休育休の取得まで、とくに難しいと感じることはなく、基本的な報告や提出書類は”早めに”を意識していました。
なお、産休育休が取得でき、給付金の支給が決まった場合でも、給付金の入金はとても時間がかかるので注意が必要です!
各給付金の振込タイミングについては、実際の振込時期と合わせて以下でまとめているので、こちらも確認しておいてくださいね。
派遣社員が産休育休を取得するためのポイント
個人的な見解も含みますが、今回の経験をへて、派遣社員でも比較的スムーズに産休育休を取得できるポイントをご紹介します。
産休育休の取得実績のある派遣会社に登録する
まず第一に、派遣会社で産休育休が取得しやすい制度が整っていることが大切です。
そのため、派遣会社選びの段階で、取得実績や評判などの口コミをよくチェックしておくのが大切です。
テンプスタッフを含む下記の大手派遣会社は、福利厚生も充実しており、産休育休が取得できたという口コミも多数!
ちなみにテンプスタッフなら勤続年数3年以上で慶弔休暇・見舞金の制度もあります!
派遣会社選びに迷ったら、とりあえずテンプスタッフに登録しておくのがおすすめです。
派遣先はなるべく大手企業を選ぶ
派遣で育休産休を取得するには、産休に入るまで契約が切れない必要があります。
「派遣先と揉めた末に取得ができなかった…」といった口コミもちらほら…
そのため、大手企業など、産休育休の取得実績がある派遣先であれば、比較的理解を得やすく、産休が取得できる期間まで契約を継続してくれる可能性も高いです。
実際にわたしが勤めていた派遣先も、大手企業の子会社で、福利厚生は親会社に準じて充実しており、正社員・派遣社員関係なく快く承諾してくれました。
とは言いますが、テンプスタッフは派遣先関係なく取得しやすいという口コミもあるので、そこまで深く気にする必要はないかもしれないですね!
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派遣社員の育休からの復職方法は?元々いた派遣先に戻れるの?
基本的には、産休に入る段階で契約が終了となるので、
「元々勤務をしていた派遣先に再度派遣として戻る」
というケースは少ないです。
そのため、育休からの復職は改めて仕事紹介してもらう、または自分で探してエントリーをする必要があります。
わたしも次の派遣先は改めて探す必要がありますが、頑張って自分の生活環境に合った就業先を見つけたいと思っています!
復職に不安がある場合は、産休に入る前にあらかじめ営業担当の人に、復職時の条件に沿った職場件数の情報を事前に相談しておくのもおすすめですよ。
終わりに
以上、テンプスタッフでの産休育休取得の条件と流れをご紹介しました。
ネット上ではまだまだ
「取得できなかった」
「派遣会社や派遣先といざこざがあったと」
いう口コミも多々みかけるので、現在悩んでいる方や、未来に不安がある方も少なくないのではないでしょうか。
でも、私のようにすんなりと取得できた例もあるので、少しでも支えや参考になれば幸いです!
条件達成していないから無理かも…
と諦めず、まずは自分が対象かどうかを確認して、少しでも充実した出産育児期間を過ごしてくださいね。