妊娠中の結婚式参列となると、当日は何を着て行こうかと悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は妊娠5ヶ月・妊娠8ヶ月で実際に結婚式に参列した経験をもとに、マタニティドレスの選び方とおすすめのドレスショップを紹介します。
- マタニティでも可愛いドレスで参列したいなぁ
- わざわざマタニティドレスを用意しないとだめかな?
- そもそも妊娠中の参列って何かいつもと違う準備が必要?
そんな悩みを抱えているプレママさんたちはぜひ参考にしてみてくださいね。
お呼ばれ結婚式のマタニティドレスを用意するタイミング

妊娠中のお腹の膨らみ具合は人それぞれですが、中期から後期にかけては短期間で急に大きくなってくることもあります。
そのため、なるべく結婚式当日近くにドレスを用意するようにしましょう。

目安として結婚式当日の2週間前前後に用意するのがおすすめですよ。
マタニティドレスは本当に必要?
人によっては「わざわざマタニティ用で用意しなくてもいいのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。
もちろん、妊娠中だからといって、無理にマタニティ用で探す必要はありません。
まだ周期も浅く、お腹の膨らみがそこまで大きくない場合は、標準タイプのドレスでも問題なく着ることもできるので、自分の体型に合わせて用意を検討するようにしましょう。
ただし、ドレスを選ぶ際は妊娠中でも快適に過ごせるポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。

それでは以下でドレス選びのポイントを紹介していきます!
妊娠中のお呼ばれ結婚式のマタニティドレスの選び方

お腹周りに締め付けがないもの
妊娠中はお腹の締め付けは禁物なので、お腹周りがゴムのものやリボンで調整できるものなど、お腹周りにゆとりがあるドレスを選ぶようにしましょう。
締め付けてしまうベルトなどの小物も控えておくのがよいですよ。
また、ストッキングも通常のものはお腹周りがキツくなっているので、マタニティ用の締め付けのないものを用意しておくと安心です。

丈が長めのもの
妊娠中はお腹が前に出ているため、ワンピースの場合はお腹の出っ張りでスカートの前の裾が引き上がってしまい、丈が想像より短くなってしまいます。

お腹の膨らみ具合によっては膝下丈のワンピースが膝上まで上がってしまう可能性も!
そのため、できるだけ丈が長めのドレスを選ぶこどでゆとりができて安心です。
冷え防止の羽織やインナーも用意
妊娠中の冷えは禁物。
冬はもちろんですが、夏も冷房の具合によって会場が結構冷えている可能性が高いです。
そのため、夏場であっても羽織やお腹周りに腹巻きをしておくなど、防寒対策を用意するようにしましょう。
靴はローヒールまたはヒールなし
ドレスといえばヒールの靴と合わせることが多いと思いますが、高いヒールは少なからず転倒のリスクが上がります。
そのため、妊娠中の参列の場合はローヒールまたはヒールがない靴を選ぶのがおすすめです。

産後も入学式などのちょっとした行事に使えたりするので、持っていない方はこの機会に用意しておくのもありですね。
妊娠中に結婚式参列するときに準備しておきたい5つのこと

妊娠中の結婚式の参列は事前の準備も大切。
安心して当日の祝いの席を楽しむためにも、以下の5つのことを準備しておきましょう。
新郎新婦への報告
まずは第一に、新郎新婦に妊娠中である旨を報告をしましょう
わたしは実際に以下のことを、招待状の返信を返すタイミングで伝えました。
- 現在妊娠中であること
- まだ周りには妊娠のことを伝えていないこと
- 乾杯含めアルコールと料理のナマモノは念のため控えたいこと
- 式の当日は安定期に入っているので可能性は低いが、急な欠席をお願いする場合があるかもしれないこと
新郎新婦の中には、妊娠中に何がダメで何が必要なのかがわからない場合もあるので、お願いできる場合は、「準備しておいて欲しいもの」「控えていること」などの希望をこちらから伝えておくと安心です。

事前に伝えておくことで、式場も披露宴や食事の際に妊婦さん仕様の準備をしてくれますよ。
妊娠中だけどそこまで気をつかわなくても大丈夫!という場合は、その旨を伝えておくのもいいですね。
余裕を持ったスケジュール組み
妊娠中の結婚式は、通常時に比べてやはり体への負担も大きくなります。
そのため、結婚式参列の当日はできるだけ余裕をもったスケジュールを組むようにして、少しでも負担を軽減できるようにしましょう。
特に新幹線や、飛行機などを使用して長距離移動する場合は、一度医師にも相談をして対策を聞いておくと安心です。
車で高速道路を利用しての移動の場合は、定期的にサービスエリアに寄るなどこまめな休息を心がけましょう。
電車移動の場合でも、途中で休憩を挟めるよう早めに出発をしておいたり、最寄駅からの移動距離が遠い場合はタクシーを利用するなどの検討もしてくださいね。

わたしも長時間の車移動だったので、適度に休憩を挟みながら、いつもより余裕をもって向かうようにしました。
遠方の式場への参列予定の方は、前日や当日に宿泊をするなど、休息がしっかりと取れるようにして、くれぐれも時間が詰まったスケジュールにならないようにしておきましょう。
また、結婚式は合間の写真撮影や余興で立ちっぱなしになる時間が多いこともあるので、当日も無理はせず、辛くなった時はスタッフや周りの人に声をかけて休憩させてもらうようにしましょう。
会場近くの産婦人科の確認
何かあった時にすぐ向かえるように、会場近くの産婦人科の場所と連絡先を調べておくのも大切です。
また式当日が土日祝の場合は、休診の可能性もあるので、営業時間の確認もするようにしましょう。

当日は母子手帳も忘れずに持っていってくださいね!
行き帰りを誰かと一緒に行動する
妊娠期間中はいつどんな不調が発生するかわからないため、万一のことがあった場合に頼ることができるように、誰かと一緒に行動ができると安心です。

わたしが結婚式参列の相談を産院の先生にしたときも、誰か一緒に行ける人がいるのかの確認をされました。
特に長距離移動で会場に向かう場合は、友人や家族・親族などと一緒に会場まで向かうようにしましょう。
受付や幹事などの役職はなるべく控える
場合によっては、受付や何かしらの幹事などの役職をお願いされる場合も。
ただ、受付など立ちっぱなしの状態は体への負担にもなりますので、妊娠中は可能な限り控えておくのがよいでしょう。
辞退を申し出る場合は、新郎新婦に早めに連絡してくださいね。
妊娠中に結婚式参列を欠席する際の断り方

体調面や妊娠周期的に出席を控えたいと思うことも、もちろんありますよね。
そんなとき、「せっかくの招待だけどなんて言って断ればいいんだろう?」と悩む人も多いはず。

実はわたしも妊娠中に二次会の誘いを1件お断りさせていただいた経験があり、妊娠を伝えてなかったのでどう伝えようか迷いました…
妊娠中に結婚式の招待を断る際は以下に注意して伝えるのがおすすめです。
返信ハガキで欠席をいきなり知ると、相手側もびっくりしてしまう可能性もあるので、先に電話やライン等で妊娠中のため出席が難しい旨を伝えておくのがおすすめです。
また、事前に伝えているから返信ハガキはいらないということはないので、ちゃんと返信ハガキも期日中に送り返すようにしましょう。
招待状の時点では出席予定だったけれど、体調によっては当日やむを得ず出席できないという可能性もありますよね。
その場合は、準備する側も調整ができるように、欠席を決めたら早めに新郎新婦に欠席を伝えてあげるようにしましょう。
伝え方は、妊娠中で出席は難しいことを素直に伝えれば問題ありません。
また欠席した場合は、後日プレゼントを贈るなど、お祝いの気持ちを別のかたちで伝えられるといいですね!
妊娠5ヶ月目・8ヶ月目で結婚式に参列した体験談

実際にわたしは妊娠5ヶ月目のときと、8ヶ月目のときに結婚式に出席をしました。

8ヶ月目のときは特に遠方での開催でしたが、参列日の1週間前の検診時に産院の先生にも伝えて、経過も順調だったので参加することにしました。
当日は真夏日のように暑い日でしたが、室内は冷房で結構冷えていたので羽織があってちょうどよかったです。
基本的にはどの会場でも披露宴の座席には妊婦さん向けのクッションや膝掛けなどが用意されており、当日の料理やスタッフの方もケアをしてくれました。
ドリンクも、ノンアルコールが用意されていることはもちろんですが、ノンカフェインの飲み物もある会場が多いので、メニューにのっていない場合はスタッフの方に聞いてみてくださいね。

産後はなかなかコース料理などを楽しむ時間もないので、産前に美味しい料理を満喫できたのもよかったです!
また、妊娠8ヶ月となると見た目で妊婦とわかるので、ご両家の親族の方にも「予定日はいつなの?」「がんばってね」といった声かけをしていただき、逆に元気をもらうことができました。
終わりに
以上、妊娠中のドレス選びのポイントとおすすめショップのご紹介でした!
どのショップも産前産後で長く使えておしゃれなものがたくさんあるので、好みのドレスが見つかること間違いなし!
妊娠中でも十分に結婚式を楽しむことができるので、体調や都合に問題なければ、ぜひおしゃれを楽しみながら参列してみてくださいね。