「子持ちで派遣はやっぱり厳しいのかな」
「全然決まらないってほんと?」
そんな疑問を抱えるあなた向けに、本記事では育休取得後に子持ちで派遣に復帰したわたしが意識したポイントを紹介します。
結論から言うと、スキルや希望条件によって異なりますが、
確かに子持ちでの派遣先探しは、フルタイムで働けるときに比べると決まりにくいと感じる場合が多いです。
そんな中でも、わたしが1ヶ月以内で派遣先を決めることができたのは、
”テンプスタッフの方のサポートがあったから”
であり、子持ちでの仕事探しは派遣会社の協力もとても大切といえます。
子持ちで働く場合、派遣先はもちろんですがなにより派遣会社の理解度も重要ですよ。
本編では厳しいと言われる理由や、仕事探しのポイントを詳しく紹介しているので、子育て中で派遣の仕事探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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子持ちで派遣は決まらない?厳しいと言われる理由
「決まらないって実際どれくらい決まらないの?」
と気になる方もいますよね。
わたしが育休復帰のために派遣先を探し始めたときの、状況は以下のとおりです。
- 年齢:20代後半
- 子ども:1人(1歳半)
- スキル:基本的なOAスキルのみ
- 時短勤務希望
この条件で一般事務の仕事をメインにエントリーをしたところ、エントリー時点で15社以上の求人が通りませんでした。
また、エントリーが通ってもその後の面談に結びつかないものも…
本当にやりたい仕事は勤務時間の都合で諦めたにもかかわらず、こんなに通らないものかと厳しさを痛感しました。
このように子持ちでの派遣が決まりにくい理由として、以下のような点があげられます。
特に派遣の仕事は
- 急な人員補充
- 即戦力となる人
が求められていることも多いです。
そのため、”いつ休むかわからない時短の残業できない人”となると、どうしても条件が難しいという企業も多いのが現状です。
また、同じように派遣での時短勤務を希望している子育て中の方も多いため、エリアによっては求人<求職者といった激戦区になってしまうことも考えられます。
特にテンプスタッフは子育て中の派遣社員さんも多く、私が探していたエリアも激戦区だったと後から知りました。
とはいえ、わたしを含めたくさんの子育て中の方が派遣社員として働いているのも事実で
「絶対に決まらない」
ということは決してないので、諦めずに仕事探しに挑戦するのが大切です。
子持ちで派遣先が1ヶ月以内に決まったときに意識したポイント
わたし自身もたくさんの応募で落ちて厳しさを痛感したものの、結果的に仕事を探し始めてから1ヶ月以内に復帰先を見つけることができました。
そんなわたしが、子持ちでの派遣先探しでやってよかったこと、気をつけたポイントは以下の通りです。
上記の対策のもと、最終的に子育てに理解がある企業さんと出会うことができました。
ありがたいことにとても働きやすい環境で、ストレスもほぼなく仕事をさせていただいています。
なによりテンプスタッフの営業担当の方も、小さい子どもがいるということを配慮してくださり、
- 面談時の先方への伝え方
- 働き方の相談
などを親身にしてくださり、子持ちでの仕事探しは派遣会社の協力も大切だと実感し、働いている現在もサポートの手厚さに助けられています。
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テンプスタッフ
それでは気をつけたポイントについて、もう少し解説していきますね。
譲れない条件・希望を事前にしっかり伝える
まずは一番最初の段階として、テンプスタッフの方との仕事探しのすり合わせの際に、こちらの条件をしっかりと伝えておくことが大切です。
特に小さい子どもがいる場合、急な休みが発生することなどは確実に想定されます。
そのため、どんなときでも頼れる先がいる場合以外は
「急な休みの可能性がある」
「できる限り子ども優先でありたい」
といった旨をまずは伝えて、その条件のもと仕事探しを始めるのがベストです。
テンプスタッフの方も慣れているようで、伝えることで寄り添ったアドバイスをしてくれましたよ。
また、テンプスタッフの担当の方に伝えておくことで、派遣先のミスマッチを防ぐことができ、万一契約後に無理を強要された際にも
『この点に関しては契約時と話しが違う』
と伝えてもらうことができます。
できるかもしれない…など曖昧な伝え方はトラブルの原因にもなりやすいので、厳しいものはっきり伝えるのが大切です。
子持ちへの理解がある企業を探す
「いやいや、何を当たり前のことを!」
と感じた方も多いですよね。
ただ、この条件は子持ちの方なら誰もが大切にしたい条件である一方で、正直1番難しい条件とも言えるのではないでしょうか。
「でも正直これって働いてみないとそんなのわからないよな…」
と悩む方もいるかもしれませんが、まずは仕事探しの際に
「小さい子どもがいること」
を含めた、譲れない条件を必ず派遣会社に伝えるのが大切です。
派遣会社の営業さんに伝えておくことで、必ず企業側にも子育て中の人の応募である旨を伝えてくれます。
また実際に企業の方と面談をする際には
といったところから、事前に相談して社内の体制を確認しておくとより安心です。
また、派遣会社の求人内容だけでなく、企業のホームページや求人情報から産休育休の取得状況などを確認してみるのもおすすめですよ。
ただし、どんなに良い企業さんでも
「子どもがいるから休むのが当たり前」
といったことは決してないので、周りの方へのお詫びと感謝を常に伝えていくことを忘れないでくださいね。
派遣会社は複数登録する
子持ちでの派遣探しに限りませんが、1つの派遣会社だけでなく複数の会社に登録しておくのもおすすめです。
わたしが仕事を探す際はテンプスタッフでのみ探していましたが、
複数登録しておくことで求人の選択肢が増えるため、より希望にあった職場を見つけやすくなるメリットがあります。
なお、子持ちで仕事を探す場合の派遣会社を検討する際は
- 求人数が多い
- 産休育休の取得実績が多い
- 大手企業の求人が多い
といった点からも、以下の派遣会社が特におすすめですよ。
特に時短の求人は限りがあるので、選択肢は多いに越したことないですよね。
「いろいろ登録するのはややこしい」
という場合は、まずは1社に絞って探したうえで、最終手段として他の登録を検討してみてくださいね。
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希望求人の条件を広げる
派遣では自分の希望に合わせて仕事選びができるという、大きなメリットがあります。
ただ子持ちの場合、全ての希望が通る派遣先を見つけるのは正直難しいのが現状です。
そこで、絶対に譲れない条件以外の条件を緩めて探すことで、より求人数を広げることができます。
わたしも最初のうちは
「朝の準備に余裕を持ちたいから近場がいいな」
「できれば業務内容はこういう系がいいな」
という希望がありましたが、最終的に子どもの迎えのみを考慮した
保育園の迎えに間に合う勤務時間+通勤距離
であれば、NG職種以外はOKというところまで条件を広げました。
正直ここまで広げたからこそ、1ヶ月以内で見つけることができたのかもしれません。
特にわたしの場合は、通勤時間やエリアを広げるだけでも求人の幅がだいぶ変わったので、
「なかなから求人数がない」
という場合は、一度最悪ここまでなら許容できるといった範囲で調べてみるのがおすすめですよ。
ただし、最初にもお伝えした通り譲れない条件は最後まで守って探すようにしてくださいね。
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希望条件外の求人でも気になるものは問い合わせをしてみる
テンプスタッフの求人の場合、相談次第で企業によっては求人内容の調整が可能な場合があります。
私が仕事を探している時も、コーディネーターの方に
- 9:00〜17:00のフルタイム
→9:00〜16:00の時短勤務 - 週5日勤務
→週4日勤務
といったような、勤務時間・日数等の相談はぜひしてみてくださいと言われました。
そのため、
「時短で働きたいけどフルタイム募集だから無理か…」
と諦めず、まずは気になる求人には問い合わせてみるのがおすすめです。
子どもの体調不良時の対策をしておく
企業にとっての子持ち採用の懸念点は、やはり休みがちになってしまうという点です。
逆にいえば、その部分をカバーできれば採用にも大きく近づくことができます。
そのため、特に休みの理由となりやすい子どもの急病時などの対策を事前にしておくのがおすすめです。
対策の例としては
といった方法があります。
旦那さんや親族など身近にお願いできる方がいれば一番ですが、そうもいかない人も多いですよね。
そんな時は有料にはなりますが、頼れるサービスもたくさんあるので
「繁忙期は少しだけど残業をしてほしい」
といった相談をされたときの、1つの選択肢として覚えておくと安心ですよ。
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なお、病児保育の利用方法は地域によって異なり、事前登録が必要な場所もあるので、お住まいの地域の保育場所や利用方法を確認してみてください。
子持ちの派遣は決まらないし厳しい?体験談まとめ
以上、子持ち派遣は決まらなくて厳しいと言われる理由と気をつけたいポイントの紹介でした。
仕事と育児の両立はなかなか難しく、世間的にも大きな課題となっていますが、融通がきくからこそ子育て中の働き方として派遣はとてもおすすめです。
『決まりづらい』といった壁はありますが、決して決まらないことはないので、ぜひテンプスタッフの方と協力しながら働きやすい環境を見つけてくださいね。
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